1、桜手帳とは何か
みなさん、今やりたいこと、将来なりたいものってありますか。
「まったくない!」または「全てやりとげた!」と言う人、 基本的にそんな人はいないと思います。
やりたいことはある、でも、なかなかうまくいかなくて悩んでいるのが多くの人の現状ですよね。桜手帳は、やりたいことを成し遂げ、なりたい自分になるための 成長過程を最短距離で駆け抜けていくためのツールです。「手帳を書けば人生がうまくいく」その理由を説明していきたいと思います。
2、なぜ「手帳」なのか
まず根本の理由を明確にします。
手帳を書く理由を、「大切なことを忘れないために」と 答える人が多いかもしれませんが、理由は全く違います。
手帳を毎日書く理由は、 「忘れるために」書くのです。
「○○さんと○月○日○時に○○で待ち合わせ」という約束事をずっと自分の頭で記憶してなくていい。そのために手帳があるのだ、という考え方です。
忘れる前提に手帳に書き込み、手帳を開けば思い出せる。これが「本来の手帳の使い方」なのです。
これからやらなければいけないことを いつも気にしていると「新しい情報」の入る余地がありません。新しい情報が入らないと、惰性で過ごすようになってしまったり、成長できるチャンスを逃したり、 「人生の質」が低くなってしまいます。
だから、新しい情報をどんどんインプットするため 「手帳という媒体にデータを移していく」作業をしていくのです。
やる直前で思い出せばよいので、 一刻も早く「忘れるため」に書くこと。
常に頭の中を軽くして、有意義な情報を どんどんインプットできるようにしておく。
「人生の質」を高めるために手帳を使うのです。
では、スマホなどのメモと手帳とでは何が違うのでしょうか。やることをメモするという意味では同じようにも感じますが、一番の違いは「人生を描いていく」という手帳の特徴です。手帳を細かく書いている人であるほど、 毎日新しく起きることに敏感です。
その内容は、面白かった本の内容など些細なことから、 先にある大きな予定やイベントなどのスケジューリングまで 多岐にわたります。そうなったとき、紙のメモに書いたこと、 メモ帳やスマホのリマインダーに記録したことだけでは、 その断片的な部分で物事を見るようになります。
われわれの人生は時間の流れとともに動いているわけで、 予定や約束が個々の断片ではなく、 一連の流れの中に組み込まれ、 その先の自分がやりたいこと繋がっていくようにする必要があります。
その一部始終=人生を描いているのが一目でわかるのが手帳なのです。
まとめ:「忘れる」ことを前提に手帳を書き、 いつも自分が何をしたらよいか手帳を開くだけで この先の流れまでを把握することができ、 今やるべきことに集中して過ごすことができる。
3、何のために書くのかを明確に
手帳を書く目的を一番抽象的な表現では、 「自分が向上する」ため、「人生の質を上げる」ため、などと言えますが、 もっと自分の価値観の重きを置いている理由を明確に持つことが第一です。
たとえば、やりたいことや夢や目標などの具体化・数値化です。
自分が本当にやりたいこと、 資格を取る、物を買う、行きたいところへ行く、 などをより可視化すること。 些細なことで構いません。
「趣味の○○を買う」「○○においしいイタリアンを食べに行く」 「○○に旅行に行く」などもいい目標です。
大切なのは、それを成し遂げるために何が必要で、 どれだけの時間をかけ、 何をする必要があるのかを調べ上げ、 その流れを決めていくことです。
人にやらされているという思いが少しでもあるうちはなかなか続きません。
手帳をただのTO DO管理と思っているうちも同じです。
自分なりの手帳を続けるテーマ、 自分だけの手帳を続ける理由を探してみましょう。意外にもこれが手帳を続けられる一番のポイントです。
まとめ:書く理由は、この先の小さな楽しみ、 さらにはやりたいことを明確にすることから! それを最初に書きだしていこう。
4、続けられる人のポイントは、手帳が「体の一部」であること
誰にでもできること(凡事)を誰にでもできないくらいに続けることを、 凡事徹底と言いますが、手帳を当たり前に書いている人たちにとっては、 歯を磨くことと同じように手帳を書くことが習慣になっています。
反対に続かない人の特徴はまず、 手帳に触れる機会が圧倒的に少ないです。
カバンの中に入れっぱなしになっていたり、 どこかに置いてそのままになったり、 いつもどこでも触れるようにしておかなければ なかなか習慣にはなりません。
お気に入りの靴や時計など、 自分が愛着あるものってそばに置いておきたいですよね。同じように手帳を愛着あるものにしていくことも大切です。
10万円のカバーを買ってすぐ飽きる人もいれば 3000円の手帳を何年も使う人もいます。
自分が欲しいものの写真の切り抜きでいっぱいにしたり、 行きたい場所、思い出の場所の写真を貼るのもいいですね。
大切なのは、自分が手帳を心躍るものにすることです。
手帳がそばにあって当たり前の、 いわば体の一部にしていく努力をしてみましょう。
まとめ:手帳を愛着あるものにすべく、色々工夫をしてみよう。
5、おまけ
桜手帳は、ある一部上場企業の人事担当から 「これはいい。十訓と合わせて新人研修で使える」 と言ってもらったり、 手帳を見た知人から実際に 「使いたいからフォーマットを送ってくれ」 と言ってもらったりしています。
ほかの誰かも自分と同じように、 桜手帳を使って自分の未来を創っていっているということで 連帯感が生まれます。
同じ場所にいなくても、 桜手帳が共に頑張る仲間を繋ぐものとなってほしいと思います。